近視進行抑制
近視進行抑制

近視は、目に入る光線が網膜の手前で結像する状態で、近視の方は、目の奥行きの長さ(眼軸長)が伸びていることが多いです。近年、スマートフォンやタブレットなどの使用時間増加や屋外活動の減少により、子供の近視の低年齢化・進行スピードが速まっています。眼軸長が伸びるタイプの近視では、日常生活の質を低下させるだけでなく、将来の重篤な眼疾患(網膜剥離や緑内障など)のリスクも上げることがわかってきています。このため、近視の進行を早期に抑制することが重要です。
当院では、エビデンスに基づいた治療法として低濃度アトロピン点眼薬(リジュセア/リジュセア®ミニ点眼液0.025%)を導入しています。
アトロピン点眼は以前より、眼科での瞳孔を広げる検査に用いられてきた目薬ですが、濃度を薄めることで、目薬の副作用を抑えながら、近視の進行を緩やかに抑える効果が確認されています。リジュセアは、厚生労働省より正式に製造販売が承認された医薬品であり、安心して使用していただける目薬です。
低濃度アトロピン点眼は、近視が進行しそうな学童期のお子様が適応となり、1日1回寝る前に点眼します。まれに翌日に瞳孔が広がる方もいらっしゃいますが、点眼をやめれば元に戻ります。
令和8年6月より、近視の進行抑制を目的とした治療は、厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。選定療養とは、患者さんご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、その分の費用は全額自己負担となります。当院では点眼剤による近視進行抑制治療を選定療養で行っています。近視進行抑制治療の対象となる患者様には診察時に詳細をご説明します。
近視進行抑制点眼剤を使用する治療を受ける場合、当院では選定療養の費用として、通常の診療費とは別に以下の金額をご負担いただきます。
| 点眼薬費用 | 4,500円(税込)/30本 |
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| 点眼薬費用 | 13,500円(税込)/90本 |
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| 点眼薬費用 | 27,000円(税込)/180本 |
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現在の近視を進みにくくすることを目的とするものであり、近視を治すことはできません。
この治療は「選定療養」となっております。
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